それゆけ山口★寺社仏閣

清和佛具株式会社・山口営業所のブログです

「興隆寺二月会を再興!山寺コンサートで大内文化を伝えたい!」のお知らせ

大変ご無沙汰しております…山口営業所のブログ担当・渡辺です。

実は体調を崩してしまい、現在休職中です…💧

暖かくなるまでには復職して、各所の桜や花祭りなんかをご紹介できたらな、と思っておりますが、主治医と相談しつつ、まずはきちんと心身を整えることに集中したいと思います…

 

…が。

どうしても皆さまにお知らせしたいことがあり、休職中の身でありながらこうして記事を書くことを決めました。(快く承認してくれた上司には感謝の気持ちでいっぱいです。)

さて、今回はこちらのクラウドファンディングについてのご紹介です。

readyfor.jp

内容についてはリンク先を見ていただくのが一番分かりやすいのですが(リンク先ページの真ん中辺りの緑の線の下「もっと見る」をクリックしてください☺)、私からもチラッとご説明したいと思います。

興隆寺さんは、山口市の大内という地域にある天台宗のお寺さんです。

「山口と言えば大内文化」「西の京・山口」の礎である大内氏の氏寺で、明治維新を機に衰退するまでは、規模も大きくとても栄えていたお寺さんだったそうです。

お寺さんでは旧暦の二月に、五穀豊穣、天下泰平などを願って二月会(にがつえ)という行事が行われていました。

時代によって内容は少しずつ変わっていったようですが、主に雅楽や能や狂言などが行われていたそうです!

お寺さんの衰退と共に、二月会という行事も失われてしまいましたが、それを現代に新しい形で再興させようと奔走されている方がいらっしゃいます。

このプロジェクトの代表を務められている米本さん。

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鷺流狂言の継承者でもあり、山口に古くから伝わるさまざまな文化を残していこうと、とても真摯に・精力的に活動されています。

彼の伝統文化と地域への強い思いは、弊社の理念に通じるものであると感じ、このたびこうしてご紹介することに致しました。

 

全国で、同じように頑張ってらっしゃる人の励みになれば。

また、思いを持ちつつも多くのしがらみのなかで動けずにいる方々の参考になれば。

 

そんな気持ちで、この記事を書かせていただきました。

本来であれば、実行委員長の米本さんと興隆寺のご住職にきちんとお聞きしご紹介したいところですが、休職中のため無理はせず、できる範囲で応援していきたいと思います(^o^)/

この記事を読んでくださった方々が、少しでも山口の伝統文化に興味を持ってくださったら幸せます♥(山口弁)

 

(渡辺)

山陽花の寺二十四か寺「花法要」のお知らせ(岩屋山地蔵院)

山口市の名田島という地域にある真言宗のお寺さん
岩屋山地蔵院(いわやさんじぞういん)さんに行った時に
こんなポスターを見せていただきました。

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何か分かんないけど楽しそう! 「花の寺」って!
というわけで、ご住職にお話をうかがってきました!

さて、この地蔵院さん。
車の運転の苦手な方には、すこし緊張する場所にあります。
目印のこの看板の矢印の先にある橋が、けっこう狭いのです。

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気を付けて、ゆっくり運転してくださいね。
ちなみにこの橋からの景色は・・・

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もちろん自然がいっぱいです!  そして駐車場に入るなり・・・

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たくさんのしだれ桜がお出迎えです!さすが花の寺!!

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実はお伺いしたのが記事の更新の一週間前なので、その時の写真です。
境内のどこもかしこも、とにかく桜がスゴかったです!さすが花の寺!

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花の寺・・・とか言ってるけど桜だけ?
いえいえ、四季を通して色々なお花が楽しめるんです。
色々なお花の見ごろの時期が分かる案内板が設置されていて分かり易いです。

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本堂到着!早速ご住職にご挨拶です。

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桜をバックに満面の笑みのご住職♡
見た目通りの、とってもフレンドリーなご住職です。

さて、花法要のポスターに写っている大きな大きな岩ですが・・・
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案内図、本堂の右上にある「人面岩」です。
頑張って見てみると、人面に見えるような見えないような・・・。
この岩に、一本の鎖が垂れ下がっているのが分かりますでしょうか?
これってもしかして・・・?

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そうです!登るんです!!
優しいご住職、私の「お手本が見たいです!」という無茶なお願いに応えてくださいました。 ご住職がやってくださったのですから、私もやらないワケにはいきませんよね。

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うん、無理。この体勢から一歩も進めませんでした。。。
私にはまったく太刀打ちできなかった人面岩ですが
毎年のように登りに来るお子さんもいらっしゃるそうです。
私と同年代の女性も、お子さんに「頑張ればできる」姿を見せようと
登り切ったことがあるそうです。

そして、登った先にはお不動さんが彫られているそうですが
それは達成できた人だけ見ることができるんですねー。
私にもいつか、そのお不動さまにお参りできる日が来るのでしょうか・・・。

さて、大岩への挑戦はまた次の機会ということで
ご住職が境内を案内してくださいました。
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これは白妙桜、これは鬼無稚児桜、あっちは八重でこれから咲き始めるかな・・・などなど、まるで桜博士です
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とにかく種類が多い!
種類によって開花の時期が違うので、長い期間桜を楽しむことができます。
黄色や緑の桜もあるんですね!初めて知りました・・・!

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少し高いところまで登ると、とっても見晴らしの良い場所が!気持ちいいです!!
ご住職、ご丁寧に案内していただき、本当にありがとうございます!

さて、本題の「山陽花の寺二十四か寺」について・・・
広島・山口・岡山の中国3県で、お花の綺麗な24のお寺さんが宗旨宗派を超えて集まり「山陽花の寺霊場会」を開創されたそうです。
「美しい花の景色をキッカケに、気軽にお寺を訪れてもらえたら」と
ご住職がお話しされていました。

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24の札所を巡る「花巡礼」、各県に8つの札所が設けられています。
詳しくはこちらのホームページ➤  山陽花の寺二十四か寺 を御覧ください。
そして、この24か寺さんで毎年順番に
それぞれ景色の美しい時期に開催されるのが「花法要」だそうです。

さて、この24のそれぞれのお寺さんでは「玉」を購入することができます。
すべてのお寺さんをお参りして24個の「玉」を手に入れると・・・

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念珠やブレスレットに加工してもらえるんです♡ これは記念になりますね!!
(別途お仕立て代が必要です)
念珠用とブレスレット用で玉の大きさが違いますので、購入の際には気を付けてくださいね。
ちなみに、地蔵院さんの「玉」は、桜やシャクナゲをイメージしたピンク色です。

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そう、境内でもそろそろ咲き始めていたシャクナゲ
こんどの日曜日、4月23日に行われる「花法要」の時期には
シャクナゲや山ツツジが見ごろを迎えるのでは、とのことです。

というわけで
「花法要」は4月23日10時30分開始です!
花の寺霊場の住職さんたちが大集合!参拝者の方々に記念散華を配布されます。
他にも、お花の種のお接待もあるとのこと。(数に限りあり・お早めに)
法要後には、山口県ではすっかりお馴染みの「餅まき」(雨天中止) もありますよー!

見どころいっぱいの地蔵院さん、とても紹介しきれないのですが
もうひとつだけ・・・
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子どもたちが集っている横にある建物・・・実はカフェなんです!

お寺茶房「無憂庵(むゆうあん)」
営業は土・日・祝・24日ですが、たまに臨時休業することもありますので、詳しくはお寺さんにお問い合わせくださいね。

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私は先日、おうどんをいただきました!
一緒にいただいたお茶を飲み終わると、湯呑の底に仏さまが・・・!

広い境内ですが、こんな休憩スペースがあれば、存分に散策できちゃいますね♪

他にも「寺っ子体験」や「阿字観体験」など、色々な取り組みをされている地蔵院さん。ぜひお寺さんのホームページもご覧になってみてくださいね。

iwayasan-jizouin.com

 

 

(渡辺)

【番外編】 「柳家 喬之助 落語会」(洞春寺)

みなさーん、落語はお好きですかー?

お寺で落語が聞けますよー!!

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主催は「山口で寄席を開く会」さん。
演芸(落語・浪曲・講談)を愛する有志の方々が
山口で寄席を開き、地元の方々に楽しんで頂きたい
との想いで設立した団体だそうです。

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ぜひこの機会に、毛利元就菩提寺として有名な古刹で
落語に親しんでみませんか?

日時:2017年4月22日(土) 14:00開演/13:30開場
場所:洞春寺(山口市水の上町5-27)
料金:一般 2,500円 (当日3,000円) 大学生以下 1,000円
   ※未就学児は無料
チケット予約:
 ✉︎yamaguchiyose@gmail .com
 ☎︎080-3092-2354(アンノ) 090-6412-8047(シンボ)

会場の「洞春寺」さんは、いつも色々なイベントを開催されていますよね。
今年に入ってからは、こんなイベントをご紹介させていただきました。

といっても、こういったイベントの数々は、
お寺さんが主催されてるわけではないんですよね。

 ここで何かできたら良いな。
 ここでなら、きっとステキな「場」が作れるんじゃないかな。

そんな想いを抱かせる、不思議とみんなが集まってくる、
とっても親しみやすいお寺さん&住職さんなのです。

ちなみに来月は「能と狂言 ワークショップ」開催予定です!
こちらも、また改めてご紹介したいと思います!

 

(渡辺)

 

 

【番外編】 桜のトンネルを歩きたい

最近はどこに行っても桜がキレイですね!

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運転中ウッカリよそ見をしてしまいそうで、この時期は特に気を付けて運転しないといけません。

さて、タイトルの「桜のトンネル」
実は昨年その存在に気付き、ずーっと咲くのを楽しみにしていたお寺さんがあります。
その名も「本圀寺」さん。これがまた、なかなか気付きにくい場所にあるのです。

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たまに営業所から歩いてお買い物に行く商店街に、ちいさな入口があります。
チラッと見た限りでは「桜?どこ?」ですよね。

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覗き込んでみると、参道が見えます! あれです!

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しあわせすぎる・・・!

お寺の人にお聞きしたところ、暑さで調子が悪くなってしまったのか花が咲かなかった木があるようで、「例年よりは少し寂しい感じかなー」とおっしゃっていましたが。

本当に綺麗な、秘密の小道みたいな場所です♡
ぜひお買い物ついでに寄ってみてくださいね。

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ちなみに、商店街の反対側に大きな入口もございます。
こちらの桜が見ごろになるのは、あと少しかな?

営業所から商店街までの道のりにある「長寿寺」さんの桜もとっても綺麗でした!

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さて、桜のトンネルでもう一か所、とても行ってみたかった有名スポットがあります。

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徳佐八幡宮」さん。もう見るからに参道が桜の木でいっぱいです!

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徳佐八幡宮のある地域は山ですので、寒いです。
というわけで、市街地より開花が遅いです。宮司さんが「今は二分咲きくらいかなぁ?」とお話しされてました。
7日の金曜日に行きましたので、見ごろは今週半ばくらいかもしれません。

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見ごろはもう少し先とはいえ、さすが観光スポットです。平日にもかかわらず、次々と参拝客の方々がやってきます。

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宮司さんが「良いことありますように」と、お払いをしてくださいました!
そのお言葉と、桜と、この笑顔が、私にとっては何より良いことでした♡

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お米がとっても美味しい地域ですからね!お米も売ってます!

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「ご縁をつなぐ、徳佐の祈願米ですよー」
と、お米を販売されていたフレンドリーな男性、なんと総代さんでした!
お詣りに行かれたらぜひお話ししてみてください!
とても楽しい方ですよー!

今年はどこも開花が遅かったようですが
お寺さんではちょうど花祭りの時期に桜が見頃を迎えたところも多いようですね。

お寺さんもお宮さんも、桜のキレイな場所がたくさんあるので、まだまだ行く先々で楽しめそうです♡

 

(渡辺)

 

 

「秋穂八十八ヶ所霊場 お大師まいり」と遍明院さん

お大師さま(弘法大師空海さま)ゆかりの四国八十八ヶ所霊場を巡拝することを「お遍路」と言いますが、その四国八十八ヶ所霊場を模して作られた霊場(写し四国)が全国各地に存在します。

山口市内でも先日「嘉川(かがわ)八十八ケ所 お大師参り」があり、たくさんの方々がお参りされたようです♪
気になる方はぜひ ↓ 浄福寺さんのブログ  を御覧になってみてくださいね。

joufukuji.soreccha.jp

 そして来月の4月16日(日)・17日(月)には同じく山口市の秋穂(あいお)という地域で
秋穂八十八ヶ所霊場 お大師まいりが開催されます。
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お大師様が高野山に入定された旧暦の3月21日(ご命日)に合わせて行われるため、毎年日程が変わります。

「秋穂八十八ヶ所霊場」は日本最古とも言われる写し四国で、1783年に龍光山遍明院(りゅうこうざん へんみょういん)というお寺のご住職・性海法印(しょうかいほういん)さんが四国八十八ヶ所から護符と土砂を持ち帰って、秋穂各地にお祀りし「秋穂霊場札所」としたのが始まりだそうです。 

毎年たくさんの方々がお参りされる秋穂のお大師まいりは、お接待などを通じて地域の人たちと触れ合う場でもあります。この機会にぜひ秋穂という地域を楽しんでもらおうと、以下のような非常に分かり易いサイトも作られています。

www.yamaguchi-city.jp

↑こちらのページをご覧いただければ、巡礼豆知識から限定饅頭の販売、八十八ヶ所の案内図(巡礼手帳)ダウンロードまで、何でも詳しく載っています☆
お出かけされる方は、ぜひ参考にされてくださいね!

さて、せっかくなのでもう少し詳しいお話をお聞きできればと
霊場を開かれた性海法印がご住職をされていた遍明院さんの
現在のご住職にお会いしてきました!!
こちらがとってもフレンドリーなご住職です。
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うーん・・・フレンドリーさが伝わらない。。。
思わず「固いです」と口にしたところ・・・
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!!! ありがとうございます♡
こんな調子で、とってもフレンドリーなご住職です!

さて、さっそく見つけました。秋穂霊場のはじまりについて記された看板と、性海法印がお祀りされている「開山堂」です。
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札所の看板もありました!第28番なんですね。せっかくなので札所のお堂も撮影。
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と、札所のお堂の横に、とっても立派な鬼瓦を発見しました!ステキです!
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こんな調子でチョロチョロしていた私ですが、知らず知らず「あるもの」をスルーしておりました。そんな私にご住職が「実はコレ・・・」と教えてくださったのが
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石です。でもよく見てください!
ただの石ではないんです!
「さざれ石」なんです!!
なんて、強調してみましたが、そもそもさざれ石って何だろ?
国歌の歌詞に出てくるけど、正直言って何だか知りませんでした。。。

「さざれ石」とは元々は小さな石のことを指すようですが、そんな小さな石が石灰の働きでくっつき、ひとつの大きな塊となった石(岩)のことでもあります。
この石も、よく見ると細かい小さな石が集まって、大きな石になっています。

小さなものが集まってひとつの大きなものに。
和合の象徴ともされる「さざれ石」
ご縁を固める霊石として親しまれているそうです。
お参りの際にはぜひ、大切に触れてみてくださいね。

さて、すっかり話題がお大師まいりから逸れてしまいましたが
お遍路さんについて何の知識もない私が疑問に思ったことを色々と聞いてみました。

●何人くらい参拝に来るの?
  ➤1500人~2000人くらい。開催期間が休日に当たると、かなり多くの方が参拝されるようです。

●みなさん歩いて回られるの?
  ➤車の方が多いようですが、ちいさなお堂も多いため駐車場所に困るかもしれません。バイクや自転車が便利かと。もちろん歩いて参拝される方も多いそうです。

●すべての札所を回らないとダメ?
  ➤みなさん、必ずしもすべての札所にお参りされているわけではなく「お寺さんだけ回ってみる」「自分の年齢の札所を中心に回ってみる」など、人それぞれのようです。ご住職のお話をお聞きし、まずは興味を持つ・参拝してみる・そして秋穂で地域の方々とのご縁を結ぶことが大切なのだと感じました。

●開催期間以外の日に回ってもいいの?
  ➤もちろん大丈夫ですが、札所の多くは小さなお堂で地域の方々がお世話されていて、いつも人がいるわけではないそうです。開催期間には案内所が開設され、スタンプラリーも実施しており、より気軽に参加することができます♪

どうでしょう、少しは参考になりましたでしょうか・・・?
あと、秋穂が「車エビの養殖 発祥の地」である、ということも教えていただきました♡

ご住職、お忙しいなか本当にありがとうございました!!
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こんなお茶目なご住職のいらっしゃる遍明院さんのホームページは
コチラ➤ 遍明院-山口市秋穂秋穂 - 秋穂八十八ケ所

お参りの際には、ぜひご住職ともお話してみてくださいね。とても楽しいですよ♪

遍明院さんからの帰り道、お大師まいりの案内所が設置される「秋穂地域交流センター」にも立ち寄ってみました。とってもモダンな建物!
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そして、すれ違った女性にお聞きしたのですが、秋穂という地域には野外彫刻作品が点在しているそうです。
こちらのセンターの前にもひとつ。
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ちょうど桜も咲いていて、ちょっとした癒しスポットのようでした♡

札所を回りつつ、一緒に彫刻作品も楽しめそうです。

 

(渡辺)

【超勝寺さん】「第8回 お寺ではなそ」&「徳地人形浄瑠璃公演」のお知らせ

山口市の超勝寺さんで不定期に開催されている講座「お寺ではなそ」が
4月8日(土)に開催されます。
今回のテーマは「作って食べる!」
山口県の郷土料理を参加者全員で作り、それをみんなでいただくことで
「食べること」「生きること」そして「いのち」について考えます。

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今回は調理の関係でいつもよりスタート時間が早く、定員も少なめです。
詳細は ↓ 以下のリンク先 ↓ を御覧ください。

www.machitera.net

そして、4月8日と言えば・・・
そうです!お釈迦様のお誕生日です! 花祭りです!
というわけで、超勝寺さんではこの日は終日、甘茶をご用意されているそうです。
講座に参加されない方も、ぜひ、お釈迦様に甘茶をかけてお祝いしましょう♪

さらに! 今回は講座の後にもお楽しみが。
14時半からは「徳地人形浄瑠璃」が上演されます!

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超勝寺さんのある山口市の「徳地(とくぢ)」という地域では
明治初年ごろに人形浄瑠璃が伝わってから非常に人気を集め、
地域独自の進化?を遂げつつ、盛んに上演されていたそうです。
しかし、それも時代の流れとともに衰退してしまいました。。。
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そんな「徳地人形浄瑠璃」を守り残していこうと
地域の有志の方々により保存会が結成され、
公演活動・後継者の育成に励まれています。
今回の公演はその「徳地人形浄瑠璃保存会」のみなさまによるものです。
上演後には、実際に人形や三味線に触れることができる「体験コーナー」があるそうです! 料金は無料、予約も不要、どなたでも自由にご覧いただけます。

午前中は郷土料理・午後は郷土芸能
私たちを生かしてくれている「いのち」を「食べる」ということに加え
育ててくれた「地域」のことを思う良い機会にもなりそうです。

↓ ちなみに、超勝寺さんはこんなお寺さんです ↓ 

seiwa-yamaguchi.hatenablog.com

 

 

(渡辺)

 

【番外編】 こどもプログラミング教室 (西法寺)

先日、宇部市にある浄土真宗のお寺さん、西法寺に行ってきました。
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実はこちらのお寺さんでは、たくさんの教室が開かれているんです!
習字・英語・プログラミング・体操・パソコン・・・・まるでカルチャーセンターのようです!

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この日は「こどもプログラミング&ロボット教室」を見学させてもらいました。

会場は向かって左側の門徒会館です。
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 早速会場へ・・・。 やってます! みなさんパソコンとにらめっこです! 
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今回の参加は5組ほどでしたが、いつもはだいたい10組程度だそうです。
少人数なので、分からなければポンポン質問できます。

今回のテーマは「プログラミングでゲームをつくろう」
子ども向けのプログラミング言語「スクラッチ」を使って、まずはブロック崩しゲームを作ってみます。

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左側がゲームの部分。ある年代の方々には懐かしい画面ではないでしょうか (笑)
たくさんの命令を組み合わせて、お父さんお母さんにも相談しながら、見事に全員ゲームを作ることに成功しました!

スムーズに進んだので、二つ目のゲームにも挑戦!
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シューティングゲーム・・・かな?
シューティングゲームの基礎になるような動きの作り方を学びます。

2時間の講座は、ここまでで終了。今回はパソコンのみを使用しましたが・・・
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次回はこの、プログラミングロボットカー「スタディーノミニ」をプログラムで動かすそうです!
ロボットが動かせる!! 大人でも興味津々です!!
画面の中のゲームも面白いですが、実際にモノが動くとなるとまた違った感動がありそうですね!

「西法寺こどもプログラミング&ロボット教室」次回は4月8日に開催予定とのことです。

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対象は幼稚園~中学生まで。参加費が二千円かかります。
2020年から小学校でもプログラミングの授業が始まるようですので、これから人気が出そうですね。

ご興味のある方は
株式会社ニシマル 担当:西丸さん ☎0836-33-4422
までお問い合わせください。

この教室の先生・西丸さんは地元の電機屋さんの社長さんなのですが
プログラミングというインドアなイメージとは裏腹に、マラソン・スロージョギングなどに親しまれていています。
「高齢者向けの、体を動かすような教室もやりたい」とおっしゃっていたので、近いうちに西法寺の教室がひとつ増えるかもしれません!

さて、この西法寺さん。
たくさんの人にお寺に来てほしい・お寺を使ってほしいという思いで、色々な方々に学習の場を提供されていらっしゃるのですが
もちろんお寺さんらしい集まりも開催されています。

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毎月17日は法話の日です!門徒さんでなくても参加できます!
写真は昨年の予定表ですが、毎月多彩なゲストの方々がお話を聞かせてくださいます。
誕生日の月に行くと、ちょっと良いことがあるかもしれません♡

 

(渡辺)