山陽花の寺二十四か寺「花法要」のお知らせ(岩屋山地蔵院)
山口市の名田島という地域にある真言宗のお寺さん
岩屋山地蔵院(いわやさんじぞういん)さんに行った時に
こんなポスターを見せていただきました。
何か分かんないけど楽しそう! 「花の寺」って!
というわけで、ご住職にお話をうかがってきました!
さて、この地蔵院さん。
車の運転の苦手な方には、すこし緊張する場所にあります。
目印のこの看板の矢印の先にある橋が、けっこう狭いのです。
気を付けて、ゆっくり運転してくださいね。
ちなみにこの橋からの景色は・・・
もちろん自然がいっぱいです! そして駐車場に入るなり・・・
たくさんのしだれ桜がお出迎えです!さすが花の寺!!
実はお伺いしたのが記事の更新の一週間前なので、その時の写真です。
境内のどこもかしこも、とにかく桜がスゴかったです!さすが花の寺!
花の寺・・・とか言ってるけど桜だけ?
いえいえ、四季を通して色々なお花が楽しめるんです。
色々なお花の見ごろの時期が分かる案内板が設置されていて分かり易いです。
本堂到着!早速ご住職にご挨拶です。
桜をバックに満面の笑みのご住職♡
見た目通りの、とってもフレンドリーなご住職です。
さて、花法要のポスターに写っている大きな大きな岩ですが・・・
案内図、本堂の右上にある「人面岩」です。
頑張って見てみると、人面に見えるような見えないような・・・。
この岩に、一本の鎖が垂れ下がっているのが分かりますでしょうか?
これってもしかして・・・?
そうです!登るんです!!
優しいご住職、私の「お手本が見たいです!」という無茶なお願いに応えてくださいました。 ご住職がやってくださったのですから、私もやらないワケにはいきませんよね。
うん、無理。この体勢から一歩も進めませんでした。。。
私にはまったく太刀打ちできなかった人面岩ですが
毎年のように登りに来るお子さんもいらっしゃるそうです。
私と同年代の女性も、お子さんに「頑張ればできる」姿を見せようと
登り切ったことがあるそうです。
そして、登った先にはお不動さんが彫られているそうですが
それは達成できた人だけ見ることができるんですねー。
私にもいつか、そのお不動さまにお参りできる日が来るのでしょうか・・・。
さて、大岩への挑戦はまた次の機会ということで
ご住職が境内を案内してくださいました。
これは白妙桜、これは鬼無稚児桜、あっちは八重でこれから咲き始めるかな・・・などなど、まるで桜博士です!
とにかく種類が多い!
種類によって開花の時期が違うので、長い期間桜を楽しむことができます。
黄色や緑の桜もあるんですね!初めて知りました・・・!
少し高いところまで登ると、とっても見晴らしの良い場所が!気持ちいいです!!
ご住職、ご丁寧に案内していただき、本当にありがとうございます!
さて、本題の「山陽花の寺二十四か寺」について・・・
広島・山口・岡山の中国3県で、お花の綺麗な24のお寺さんが宗旨宗派を超えて集まり「山陽花の寺霊場会」を開創されたそうです。
「美しい花の景色をキッカケに、気軽にお寺を訪れてもらえたら」と
ご住職がお話しされていました。
24の札所を巡る「花巡礼」、各県に8つの札所が設けられています。
詳しくはこちらのホームページ➤ 山陽花の寺二十四か寺 を御覧ください。
そして、この24か寺さんで毎年順番に
それぞれ景色の美しい時期に開催されるのが「花法要」だそうです。
さて、この24のそれぞれのお寺さんでは「玉」を購入することができます。
すべてのお寺さんをお参りして24個の「玉」を手に入れると・・・
念珠やブレスレットに加工してもらえるんです♡ これは記念になりますね!!
(別途お仕立て代が必要です)
念珠用とブレスレット用で玉の大きさが違いますので、購入の際には気を付けてくださいね。
ちなみに、地蔵院さんの「玉」は、桜やシャクナゲをイメージしたピンク色です。
そう、境内でもそろそろ咲き始めていたシャクナゲ!
こんどの日曜日、4月23日に行われる「花法要」の時期には
シャクナゲや山ツツジが見ごろを迎えるのでは、とのことです。
というわけで
「花法要」は4月23日10時30分開始です!
花の寺霊場の住職さんたちが大集合!参拝者の方々に記念散華を配布されます。
他にも、お花の種のお接待もあるとのこと。(数に限りあり・お早めに)
法要後には、山口県ではすっかりお馴染みの「餅まき」(雨天中止) もありますよー!
見どころいっぱいの地蔵院さん、とても紹介しきれないのですが
もうひとつだけ・・・
子どもたちが集っている横にある建物・・・実はカフェなんです!
お寺茶房「無憂庵(むゆうあん)」
営業は土・日・祝・24日ですが、たまに臨時休業することもありますので、詳しくはお寺さんにお問い合わせくださいね。
私は先日、おうどんをいただきました!
一緒にいただいたお茶を飲み終わると、湯呑の底に仏さまが・・・!
広い境内ですが、こんな休憩スペースがあれば、存分に散策できちゃいますね♪
他にも「寺っ子体験」や「阿字観体験」など、色々な取り組みをされている地蔵院さん。ぜひお寺さんのホームページもご覧になってみてくださいね。
(渡辺)